活動日誌−活動日誌
【14.05.11】第85回 安城地区メーデー
「生涯ハケン」「正社員ゼロ」に道開く派遣法の大改悪を許すな!
5月1日の青空の下、「生涯ハケン」「正社員ゼロ」社会に道を開く労働者派遣法大改悪反対などをかかげ、第85回安城地区メーデーが中心市街地交流広場で開催され、宮川金彦議員が日本共産党を代表して連帯のあいさつをしました。
宮川議員は、「日本共産党が実施している『市民アンケート』では、75%の人が『くらしが苦しくなった』と答えている。消費税増税には7割を超える人が反対しており、『年寄りは早く死ねと云うことか』と怒りの声が寄せられている。安倍政権は来年10月に10%引き上げを狙っている、いまこそ増税反対の声をあげ、ストップをかけよう」と訴えました。また、「安倍政権は『企業が世界一活躍しやすい国』をかかげて、労働者をクルマの部品のように使い捨てにしようとしている。正社員があたりまえの人間らしく働けるルールをつくるために力を合わせましょう」と訴え、最後に「安倍政権は国会のなかでは多数だが、やろうとしていることに国民の多数が反対している。支持率も4割台に落ち、追い詰められている。メーデーを安倍政権の暴走トップの新たなたたかいのスタートにしよう」とあいさつしました。(メーデー 愛高教作品)
「労働者派遣法など労働法制の改悪に反対する決議」を採択
集会では、「労働者派遣法など労働法制の改悪に反対する決議」を採択しました。
決議は、労働者派遣法の「改定案」は「同一業務」における派遣受け入れ期間を「原則1年、最大3年」という期間制限を完全に骨抜きにし、「生涯ハケン」が現実のものとなると指摘。
また、「改定案」は、派遣労働者の均等待遇にも背を向け、派遣先の正社員と同じ仕事をする派遣労働者に、賃金水準の「均衡を考慮しつつ」「賃金を決定するよう配慮しなければならない」と定めるだけで、実行性は期待できず、「ブラック企業」が今以上にはびこることは明らかとし、広範な労働組合と共同して、労働法制の大改悪に反対するとしています。