活動日誌−活動日誌
【19.09.16】2回目の一般質問をたたかって
今の財政運営に怒りを覚える
議員になって2回目の一般質問。 取り上げたテーマは、幼児教育・保育の無償化。 日本全体に関わることなので、事前に保育士や保護者を対象にした保育の合同研修と、地方議員対象の議員セミナーに参加し、「無償化」について学びました。
「無償化」には問題点がたくさんあります。
子どもを育てる私たちに悪い影響を与えるのは、消費税増税分を財源にあてながら、公立園への財源補助がないことです。 民間園へは国から半分、県から4分の1の補助がでるので、市の負担は4分の1です。ところが、公立園は全額、市の負担となり、その財政負担から安城市は一気に保育園の民営化に舵をきる動きを見せています。
今の自民党の国会議員を見ましても、子どもたちを国の責任で健やかに育てようという議員はおられないように感じます。保育も売ればカネになるという政治屋ばかり。子どもを育てる人の声が届かない国会に、少子化対策なんてできるわけがない。
そういった政策の下にいる安城市は、財政力指数が県下1位でありながら、今後の財政のことばかりを心配し基金を積み立て、いま、税金を納めている子育て世帯へのサービスが充実していかないことに怒りを覚える一般質問でした。(森下さちこ)