市政の動き−議会報告
【14.04.26】介護人手当てを5千円に戻せ
おむつ券を増やしても、おむつ以外のものに使えない
日本共産党の宮川金彦議員は3月議会の経済福祉常任委員会(3月12日)で、介護人手当を5千円に戻すことを求めました。
ねたきり高齢者や認知症高齢者などを自宅で継続して3か月以上介護している人に対して、その労をねぎらい介護の手助けをするために、介護人手当とおむつ費用助成利用券を交付しています。
対象者は(1)要介護4以上の認定を受けている人、(2)障害高齢者の日常生活自立度B・Cの人、(3)認知症高齢者の日常生活自立度Ⅲa以上の人を自宅で介護している人です。
2014年度から別表のように変更となりました。市は「おむつ費用助成と介護人手当の合計額で増額した」と説明していますが、介護人手当は5千円から3千円に減額しました。
宮川議員は、「介護人手当は、介護の労をねぎらうもので、おむつ券を増やしてもおむつしか買えず、労をねぎらうために使えな」と指摘し、手当を5千円に戻し、選択できるきるようにすることを求めました。
市は、「アンケートで手当5千円の使い道でおむつ代に2千使っている」ことを理由に「3千円にした」と答弁しましたが、調査して改善すべきです。