市政の動き−議会報告

【14.07.06】障がいがあっても安心して子育てできる市政を

築後39年のサルビア学園

安城市議会の経済福祉常任委員会は、先頃、所管の関係6施設を巡視しました。ふかや議員もこれに参加しました。
 和泉町にあるサルビア学園(児童発達支援センター)は、おおむね3歳児〜就学前までの知的障害児の通園施設で、基本的生活習慣や社会生活上の適応能力等を養うことを目的にした施設です。
 療育内容は個別療育指導や言語療法、作業療法などのほか、保育園との交流も行っています。
 現在47名が、専用バスで通園しています。
 開園は、1975年4月で定員40名、建物は平屋建てです。
 築後39年経過しているうえ、園児数増加にともなって増築がされ、使い勝手が悪そうです。

子ども発達支援センターは、専門機関として整備を!

   安城市は、現在の中央図書館を旧更生病院跡地に移転し、「図書情報館」として整備する事業を進めています。オープンは2017年6月の予定です。その後、現在の中央図書館を「子ども発達支援センター」として整備する計画です。
 市は現在、保健センター、療育センター(総合福祉センター内のやまびこ)、教育センター、サルビア学園で行っている相談・訓練・療育・通所の各部門を集約し、一元的に支援する、業務を一カ所に集約することにより利用しやすく、支援の必要な児童の増加にも対応できる、としています。
 ふかや議員が視察した豊田市の子ども発達センターは2011年当時、4人の常勤医師(児童精神科・小児神経科)をはじめ、18職種127人の職員で運営されていました。
 脳性麻痺や染色体異常、難聴、自閉症など多くの障害が1歳までに発見・支援できる時代といわれる今日、早期発見・早期療育ができる施設として整備することが必要です。

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