市政の動き−議会報告

【14.12.08】12月議会に2件の請願・陳情が提出される

消費税増税の原点は「税と社会保障の一体改革」、にもかかわらず・・・

  「消費税に関する意見書提出を求める請願」は、愛知自治体キャラバン実行委員会から提出されたもので、宮川金彦議員と深谷恵子議員が紹介議員を引き受けています。
 請願書は趣旨で「個人消費は統計上で比較可能な1994年以来20年間で最大の悪化となり、増税による深刻な影響は誰の目にも明らか」、「そもそも消費税増税の原点は、『社会保障と税の一体改革』であり、社会保障費の財源が目的でした。にもかかわらず消費税の使い道を公共事業など何でもありに変更した上に、増税だけを先行させ、社会保障の改革は見送るどころか、年金の引き下げ、介護保険の改悪など安心できる制度からは、ますます遠くなっている」「経済対策をしなければならないような増税ではなく、増税中止こそが最大の景気対策」などと指摘した上で、「国に対して、消費税増税を中止するよう求める趣旨の意見書を提出して下さい」というものです。

介護度悪化の原因は精神的な意欲低下、要支援1と2では大きな差

   「要支援護者に対する介護給付継続を求める陳情」は、本多雅人さん他59名から提出されたものです。
 陳情の趣旨は、「介護度が悪化する原因は、精神的な意欲の低下にある」、「介護の入り口で適切な支援を受けられない場合、心身両面に衰えが現れる」、「要支援1と要支援2では状態像に大きな差があり、これを一律に見ることはおかしい」などと指摘した上で、「現在のサービスを提供している事業所や要支援者に早くから情報提供を行うこと」、「住民ボランティアなど『多様なサービス』に置き換えるのでなく、現行サービスを維持した上で『プラスアルファ』とする」ことなどを求めた内容となっています。

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