市政の動き−議会報告
【17.12.18】南安城駅のバリアフリ化 2018年度整備に着手
総額6億6000万円 市の負担2億2000万円
南安城駅の乗降客は1日4742人(2015年)で、毎年増加しています。バリアフリー法の基本方針では、1日当たりの乗降客3000人以上が対象としています。市内では南安城駅だけが未整備です。
宮川議員の質問で、市は「平成30年度エレベーター等の整備に着手することができる見込みとなった。整備内容は、エレベーターを、地上から改札口までの1基と、改札内から上り及び下りのホームへ行くために各1基ずつ、合計3基設置する。また、多目的トイレの整備とホームの嵩上げを行う予定」と答えました。
費用は概算で、総額6億6000万円を予定。負担額は、国、名鉄、市が各3分の1となることから、2億2000万円ずつを負担することになるとしています。
買い物帰りの下りの階段はつらい
南安城駅を利用している高齢者の方から「アピタでの買い物帰りは、駅の下り階段がつらい」という声が寄せられていました。
宮川議員は、1日も早く整備できるよう名鉄と協議をすすめることを求めました。
宮川議員は南安城駅のバリアフリー化について、この3年間で3回(15年3月、16年3月、17年12月)質問し、ようやく実現の見通しとなります。