市政の動き−議会報告
【19.07.23】初めての定例会を終えて
森下さちこ議員が語る
4月の市会議員選挙後、初めての定例会が6月7日から26日まで開かれた。
緊張のなかで迎えた議会。ビックリしたことは、すべて綿密な打ち合わせを経て、台本を読むかのようにすすめられていることだ。
原稿を読むだけなので、淡々と進んでいく。しかし、その緊張感のなさは居眠りをする議員も出てくるだろうし、傍聴に来る人も退屈ではないだろうかと感じた。
他市の新人議員が「部署によって十分な打ち合わせもなく、ぶっつけで一般質問するから、どんな答弁が返ってくるか、わからない。恐怖だ」と言っていた。思いがけない答弁が返ってくることもあると言う。実際、彼女は、想像さえしなかった答弁を引き出し、新聞の記事にもなっていた。
傍聴に来る人は、市と市議との緊張感あふれるやり取りを味わえると思う。スポーツ観戦のように。
議会最終日の採決では、市民に負担増をもたらす内容の議案が賛成多数で、すんなり可決された。
「目を覚ませ、安城市議会!!」と思わずにはいられない初議会であった。