市政の動き−議会報告

【21.11.07】「新しい議会の姿」議会運営委が調査

新しい生活様式のもとでの 市民に開かれた議会運営

 議会運営委員会は、10月20日、「新しい議会の姿」をめざし、オンライン会議の導入等で先進的な取組みをしている京都府舞鶴市議会へ行政調査に訪れました。11月2日には報告会も開かれ、委員から様々な意見が出されました。

先進地視察もオンラインで可能

   コロナ感染拡大で、これまでとは異なる視点・考え方での議会運営が求められてきました。
 舞鶴市議会では地方創生臨時交付金を財源に議場のシステム改修を行い、ICTを活用した議会の「見える化」「機能の強化・効率化」に取り組みました。
 具体的には、以前より行っていた本会議の映像配信に加え、委員会条例を改正し、9月定例会より、常任委員会や特別委員会の映像配信も始めました。
 全議員が協力をし、議会事務局からの議会情報をSNSで拡散することで、本会議の映像視聴数も増加しました。
 県のコロナ対策会議終了後、夜間にオンラインで市議会のコロナ対策特別会議を開催し、自然災害時にはアプリで情報共有も図っています。
 コロナという災害をきっかけに、より市民に開かれた議会を維持しようとする姿勢が見えます。

どこまでを配信していくのか?

   安城市議会では議案質疑の配信がされていません。
 報告会で森下さちこ委員は、9月定例会の「年間7万円程度増額するだけで、全ての本会議の映像配信ができる」との答弁を踏まえ、「まずは議案質疑の映像配信を追加した上で、常任委員会等の配信を進めていくことに賛成だ」と述べました。
 また「市民が映像を見て、何を議論しているのか分からなければ問題であり、映像配信に関わらず、通常から議員の質問力の向上が求められている」とも発言しました。
他の議員からは「全てを公開するからといって市民に開かれている議会であるとは言えない。見せる部分、見せない部分は今後検討する必要がある」との意見もありました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)