市政の動き−議会報告

【22.03.13】新型コロナの第6波―相次ぐ休園・学級閉鎖

森下さちこ議員が一般質問

 開会中の安城市議会。森下さちこ議員は3月8日、一般質問を行いました。
 質問のテーマは「新型コロナウイルス感染症対策」「配慮が必要な人が投票できる環境整備」の2テーマです。今回は「新型コロナウイルス感染症対策」のうち、保育施設の休園・学校の学級閉鎖の現状と小学校休業等対応助成金制度についてを報告します。

5530人を超える子どもたちがお休みに

  オミクロン株によるコロナ感染が子どもたちの間で広がり、安城市の保育施設の臨時休園や公立小中学校の学級閉鎖が実施されています。
 市は2月末時点で、臨時休園や学級閉鎖により、保育園及び認定こども園で3100人を超す園児が、公立児童クラブで約180人の児童が、また公立小学校1480人、中学校950人の児童・生徒が影響を受けたと述べました。
 学級閉鎖・臨時休園の案内はメールで、必要な場合は各家庭に電話連絡をし、確実に保護者に伝わるよう対応しています。
 代替保育は「子育て支援総合拠点施設あんぱーく」で実施されます。年度初めに希望者を園で把握し、臨時休園毎に申し出ることになっていますが、今年度の利用実績はありません。
 「感染不安」と「いつもと違う施設での保育に不安」で利用がなかったのでしょうか。
 森下議員は、代替保育希望者には検査で園児の陰性を証明するなどして、いつもの園で保育を受け入れるよう提案しました。

影響受ける保護者に制度周知を

   コロナで臨時休園・学級閉鎖が実施されると、子どもの保育のために仕事を休まなければいけない保護者もいます。ひとり親だけでなく、共働き世帯でも影響を受けます。 森下さちこ議員は、働く保護者が安心して休むことができるように、国の小学校休業等対応助成金制度を事業主と保護者にしっかりと周知することを求めました。
 市は「国から周知する依頼がある」とのべ、広報あんじょうとHPへ制度情報の掲載、商工課窓口にてリーフレットを配布していると述べました。
 保護者に対しては、各学校に周知依頼をしたが、今後休園・学級閉鎖の案内と併せて、各家庭へ周知を図るとしました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)