市政の動き−議会報告
【23.01.16】成人の日 平和で希望ある未来をともに
安城市20歳を祝う会 〜新時代を切り開きん〜
安城市は1月8日(日)東祥アリーナにて「安城市二十歳を祝う会〜新時代を切り開きん〜」を開催しました。
民法改正で昨年4月に成人年齢が18歳に引き下げられました。安城市年齢別人口表(2022年11月30日現在)によると18歳1859人、19歳1867人、20歳2010人が成人の日を前に成人しています。
安城市は二十歳という人生の節目を祝うことを目的として、「安城市二十歳を祝う会」を開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため式を2回に分け、座席の間隔を空けました。
安城市出身のプロレスラーオカダカズチカ選手と中野たむ選手からお祝いのビデオメッセージが寄せられました。
大軍拡・大増税に反対し、平和で豊かな人生を
成人を迎える18歳、19歳、20歳は世界が大きく広がる世代です。18歳以上は選挙権を手にしています。その権利を使えば、暮らしと未来は大きく変えられます。
物価が上がっても給料は上がらない日本で、学生の8割が従事するアルバイトは、時給が最低賃金近くに抑え込まれています。高学費と貧弱な奨学金制度が卒業後の若者に借金を背負わせています。
若者に「自己責任」を迫り、格差と貧困を拡大させた新自由主義の経済政策。最低賃金引き上げや学費半額、本格的な給付奨学金など若者の切実な願いを実現することが急がれます。
戦争と平和の問題は、若者の現在と未来に関わる大きな焦点です。
昨年末に閣議決定された安保3文書は、米国の軍事戦略に日本を組み込み、軍事費を5年間で43兆円にする方針を決めました。大軍拡は、大増税と社会保障や教育の切り捨てへの道です。
戦争で若者の未来を壊すことは許されません。憲法9条に基づく徹底的な平和外交の努力こそ強める時です。
気候危機打開に真剣に取り組み、ジェンダー平等社会の実現に力を尽くす政治は、若者にとっても希望です。若者の1票で政治を動かし、平和で豊かな人生を送れる社会を一緒に創りましょう。