市政の動き−議会報告
【24.06.03】提出された陳情は9本
議題とならない陳情も多い
市政などについて、意見や要望を表明する方法のひとつに「陳情」があります。「請願」とは異なり、地方自治法に明文規定がありませんが、安城市議会において取扱要綱で制度化されています。
紹介議員が必要である請願とは異なり提出に対するハードルは低いものの、「郵送されたもの」「陳情者が本市市民以外」「内容が本市の権限に関与しない」など、会議の議題としない事項が規定されているため、提出された陳情の多くは、一般文書扱いとされているのが実情です。
陳情事項は多岐にわたる
締切日までに議会へ市民等から提出された陳情は9本で、その一部を紹介します。
議題としない理由:
5月13日の臨時会において、同様の決議がされているため
・「ガザ地区の人命保護および即時停戦を求める決議を求める陳情書」
議題としない理由:
国への意見書であり、本市の権限に関与しないため
・「最低賃金の全国一律化と大幅引き上げ、中小企業支援の拡充と公正取引を求める意見書の提出を求める陳情」
・「公契約事業従事者の適正賃金と安定雇用を確保する公契約法の制定を求める意見書の提出を求める陳情」
・「介護・障害福祉現場の1人夜勤をなくし、複数配置を基準とすることを求める意見書の提出を求める陳情」