活動日誌−活動日誌
【13.11.11】憲法公布67周年 憲法9条を守ろう
2013愛知県民集会に参加して
11月3日、「憲法公布67周年 憲法九条を守ろう愛知県民の集い」に参加しました。
司会は若い人、開会挨拶は俳優でベテランの天野鎮雄氏が「九条の会は正念場を迎えている。世界中の人が戦争を嫌だと思っている。戦争に勝った国も負けた国も、平和を望んでこの憲法ができたと思う。今の日本の方向がおかしいと思っている。心配です。初心忘るべからず」と力強く挨拶されました。
第一部は力強い太鼓のリズムから始まり、津軽三味線、箏、シンセサイザーと4つの楽器が重なり・広がり・発展して心に響くすばらしい演奏でした。
第二部は「東アジアの平和と憲法九条」と題して姜尚中(カン・サンジュン)さんの講演。「愛知は、父母が長男を名古屋大空襲で亡くした所。自分のルーツ・アイデンティティーを考えざる得ません」と静かなやさしい語り口で始まった講演も、時間とともに熱を帯び引き込まれる。
「日米・英米・日英の上位権力に対する従属的ナショナリズム、1920年の日英同盟に関してもイギリスに留学中の夏目漱石の視点では、日本は提灯行列で喜んでいるがイギリス側からするとたいしたことではない」と話された。
「憲法問題は改憲?・壊憲?、集団的自衛権、秘密保全法案、特定秘密保護法案等々の問題点を解明」され、「6カ国協議は08年から5年以上停滞している。05年の共同宣言は素晴らしい文書で、北東アジアの安全に向け核なき社会の実現はこの理念しかない。日本の世論は私の声をかき消した」「60歳を過ぎこれからは新しい世代に伝えていく立場、しっかり自分の足場を守り次の世代、次の次の世代に伝えていかねば」と話されました。若者との対話では、質問に丁寧に答えられていました。