市政の動き−議会報告

【14.03.06】3月補正予算案―基金関連が中心

基金残高は前年度比43億円も増加

 3月4日から始まる3月市議会に提案される2013年度の最終補正予算案は、例年のように基金関連が中心となっています。
 一般会計補正予算案は、法人市民税9億円余、固定資産税2億円余、国庫支出金6億円余を主な財源に総額11億2700万円余を追加する内容となっています。
 総額は11億円余ですが、基金の取り崩し予定を中止することや、年度末を迎えての過不足調整もあるため、実際の中身は総額を上回るものとなっています。
 具体的には、当初予算で予定していた8億9000万円(4基金)の「基金取り崩し」を中止するとともに、新たに「公共施設保全整備基金」を新設し、10億円を積み立てるほか、合計で23億8000万円余を積み立てます。
 その結果、下表にあるように2013年度末の基金残高見込額は310億円を超え、前年度末の267億円に比べ43億円も増える事になります。
 43億円は、個人市民税や法人市民税、固定資産税、都市計画税など市税総額369億円余の11・7%に匹敵する額です。
 市民みんなの貴重な財源です。各種基金の積み立ては、必要最小限にすべきです。
 福祉や教育等々、市民の暮らしを守るための各種事業を実施し、市民に一刻も早く還元すべきです  

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)