市政の動き−議会報告
【14.05.11】国民健康保険条例の改正 軽減世帯が１２００世帯増加
課税限度額４万円引き上げ、８５０世帯が負担増
国民健康保険条例改正の議案が12日開催の第１回臨時会に提出されます。内容は、課税限度額の引き上げと軽減基準の改正です。
昨年の臨時国会で「社会保障プログラム法」が強行採決され（13年12月５日成立）、社会保障の全分野にわたる大改悪が消費税大増税と一体で実施されようとしています。
国保は課税限度額を後期高齢者支援が２万円、介護納付金が２万円の計４万円引き上げるとしています。
安城市の国保加入世帯数は２万３５５０世帯ですが、実施されると約８５０世帯２０１０万円の負担増を見込んでいます。
低所得者保険料５８００万円の軽減
いっぽう、「低所得者保険料の軽減拡充」として、５割軽減と２割軽減の対象者を拡大（内容は別表）し、軽減世帯が約７０００世帯から約８２００世帯と１２００世帯増加を見込んでいます。これにより、低所得者保険料が５８００万円軽減されるとしています。
