市政の動き−議会報告

【15.01.24】学童保育―6年生までの拡大を早急に!

新年度予算案で4年生まで拡大の改修費を計上

   安城市の児童クラブ(学童保育)事業の対象は、小学校3年生までですが、これを4年生まで拡大するため、2015〜16年度の2年間で特別教室等を改修する予算が計上されることになりました。

児童福祉法は、「おおむね10歳未満」を「小学校に就学している児童」に改定

   学童保育は、共働き世帯等にとって、なくてはならない事業です。
 日本共産党はこれまで、すべての小学校区で実施することや、3年生までという対象を拡大することなどを求めてきました。
 全小学校区に拡大されましたが、対象児童は拡大されることなく、現在に至っています。
 全国的に学童保育の拡充を求める声が広がるなか、厚生労働省は2012年に児童福祉法を改定。これまでの児童福祉法では、学童保育の対象児童は「小学校に就学するおおむね10歳未満の児童」とされていましたが、2012年8月に、「おおむね10歳未満」との文言がなくなり、「小学校に就学している児童」(6年生まで)と改定されました。
 法律が改定されたこともあり、安城市は4年生まで拡大する方針を打ち出し、2015年度〜16年度の2年間で現在の児童クラブの施設や特別教室などを改修して定員を増やします。
 別表のように、15年度は12校を改修し、16年度に残りの9校を改修します。
 その改修費及び設計委託料として15年度当初予算案に7500万円が計上される見通しです。
 6年生までの拡大について、「17年度以降に順次実施予定」としていますが、法律が変わった現在、一刻も早く実施すべきです。

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