市政の動き−議会報告

【15.04.14】名鉄南安城駅のバリアフリー化の早期実施を

乗降人員が19%増加、ホームまでの階段が51段

   日本共産党の宮川かねひこ議員は、3月議会一般質問で名鉄南安城駅のバリアフリー化を早期に実施することを求めました。
 名鉄南安城駅は1981年(昭和56年)に開業し、1日の乗降人員は4481人(2013年)で、5年間で19%も増加しています。
ホームまでの階段が51段あります。
 日本共産党が14年度実施した市民アンケートに「階段が大変で、早くエレベーターを設置していただきたい」との要望が寄せられています。
 安城市は都市計画マスタープランのなかで、「高齢者や障害者にやさしい交通体系をめざし」「駅をはじめとする公共交通空間のバリアフリー化を進める」としています。
 高齢者、障害者等の移動等の円滑化促進に関する法律が06年に施行され、1日の利用客が5000人以上の駅はバリアフリー化が義務づけられました。この法律により、名鉄新安城駅にエレベーターが設置されました。
 その後、対象が拡大され、利用客3000人以上の駅のバリアフリー化が義務づけられました。

新安城駅の橋上化を優先してすすめる

 宮川議員は、09年3月・6月議会の一般質問で南安城駅のバリアフリー化について質問したとき、市は、「名鉄に要請をしていく」と答弁したが、その後の経過について質しました。
 市は、新安城駅の橋上化と合わせて名鉄と協議している。名鉄は新安城駅の橋上化を優先する方針であり、市も新安城駅の全面改修を優先していくと答えました。
 宮川議員は、神谷学「市政レポート」に南安城駅のバリアフリー化が書いてあるが、いつまでに実現することを目指し、掲げられたのかと質しました。
 市は、バリアフリー法では、20年度までに行うとしているので、新安城駅の改修が終わればすすめていくと答弁しました。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)