市政の動き−議会報告
【15.10.05】榎前に工業団地造成
面積25ha 2018年度に分譲開始
安城市は、市内企業の流出抑制と新規産業の誘致のため、新たな工業団地の造成を行うとしています。
市は、14年度に「企業立地基礎調査」を実施しました。その結果、10年間に転入企業82社、転出企業97社で、転出企業が15社多かった。愛知県は、道路・鉄道・空港などが整備され、企業が集積しているため、進出を検討している企業数は、東京都に次いで全国2番目。そのなかで、安城市は交通利便性が高く、移転等を検討する企業に魅力的な場所として積極的に企業誘致を進めるべきという結論となったとしています。
榎前地区は25haで、地権者が100名程度で全員の同意が必要としています。
市は18年度に分譲開始を目指しているとしています。
宮川議員は、「北部工業団地は08年に(株)デンソーが58億円余で購入したが、リーマンショックで資金力のない企業であったら契約解除ということもあったのではないか」と指摘。新たな工業団地について、「雇用の拡大につながるよう、市内の労働者を正社員として採用することを条件にする」ことを求めました。