市政の動き−議会報告

【22.02.06】消防・救急業務  機能マヒがあってはならない

追加接種に優先枠なし   検査キットの確保を検討 

   新型コロナ感染症が急拡大する中、消防署員の感染や濃厚接触者が相次ぎ報告されています。職員の感染拡大、自宅待機者の増加で、救急・消防業務が機能マヒすることはあってはなりません。
 安城の消防・救急業務を所管する衣浦東部広域連合の現状をお知らせします。

 消防職員は、これまでは集団接種会場での優先接種となっており、昨年5月にはほぼ全員が2回目のワクチン接種を行っていました。
 現在、追加(3回目)接種が始まっていますが、優先枠がなく、地域の一般枠で予約をしなければなりません。
 任意接種のため、事務局が職員の接種状況を把握することは困難ですが、市民生活の維持に関わる職員の優先枠は必要ではないでしょうか。
 日本共産党は、感染者の早期発見に有効なPCR検査等を独自に実施することを早期から要求してきました。消防職員のコロナ感染が広がる中、「自宅待機者が増加することで人員が不足し、業務に支障が出る。濃厚接触者の感染状況を把握するためにも、広域連合独自で検査キットの確保を検討している」としています。

救急搬送困難事例3件発生

 管内の救急搬送が困難になっている事例「国定義の困難事例(医療機関の受け入れを4回以上照会、救急隊の現場到着から搬送まで30分以上かかったケース)」について、2022年1月に入っては3件(1月25日現在)、いずれも新型コロナ感染によるものではないとしています。2021年は20件でした。

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