市政の動き−議会報告
【22.12.04】第8次安城市総合計画 実施計画(2023〜25年度)公表
教育・保育環境の整備鵜ア防災対策で予算規模は拡大
11月25日に全員協議会が開催され、第8次安城市総合計画の実施計画(2023〜25年度)について市から説明がありました。
実施計画は、次年度予算編成の指針となるものです。
23年度からの3ヵ年は、原油価格・物価高騰の影響を受けながらも、歳入は概ね堅調に推移するものと予測しています。
歳出は小中学校や保育施設等の改修や自然災害対策のための整備を進める必要があり、予算規模は大きくなると見込んでいます。
環境負荷を軽減し、持続可能な社会へ戦略を策定
実施計画に掲載された26新規事業のうち、主な事業は次のとおりです。
【環境】
2030年温室効果ガス削減目標、2050年カーボンニュートラルを達成するため、省エネ・再エネ施策など、地球温暖化対策の推進を図るための戦略を策定します。
廃棄物エネルギー地産地消の取り組みを推進し、公共施設等の温室効果ガス排出量削減につなげる。 プラスチック資源循環法の施行に伴い、プラスチック製品のリサイクル率の向上と二酸化炭素排出削減など環境負荷の低減を図るため、プラスチック資源の一括回収導入の検討をすすめる。
【都市基盤(交通)】
安全で快適な自転車通行空間の整備や、主要駅等で24時間利用可能なシェアサイクル等を通じて、自転車の活用を推進。環境負荷の軽減、利用者の健康増進を図る。
大型商業施設開業に伴い、周辺道路の交通環境を整備する。
【農業】
主要地方道豊田安城線の新設により、道路と交差する松下用悪水路の水路機能を確保するための改修を行う。
【防災・減災】
追田公園等に調整池を整備し、追田排水区内における浸水被害の軽減を図る。
小中学校屋内運動場の改修空調設置は計画なし?
【参加と協働】
日本語教室や生活・困り事相談などを実施する多文化共生拠点施設の設置を進める。
【学校教育】
部活動の地域移行を進める。
児童生徒が安全で快適な環境で学校生活を過ごせるよう、老朽化の進む小中学校の屋内運動場の改修を行う。
施設の老朽化や設備の経年劣化が進む学校給食調理場の改修等を行う。