市政の動き−議会報告

【22.12.04】燃料・肥料の価格高騰 

12月補正予算に支援策を計上

 安城市議会12月定例会開会日に上程され、即日採決される補正予算には、本紙先週号に掲載した「子育て世帯臨時特別給付金」「水道基本料金減免」の他に、「電気料等高騰対策補償」や「肥料価格高騰対策緊急支援」等の事業もあります。

指定管理者等に電気・ガス料金、 農業者に肥料価格の支援

  燃料費・肥料価格高騰が事業者や農業者に影響を与えています。
 安城市は指定管理施設や民間児童クラブに対し、電気・ガス料金の補償(補助)を、また農業者に対し秋肥購入額の一部支援を行います。
 指定管理施設について、指定管理者からの申し出により、昨年度の実績より増加した今年度の電気・ガス料金の全額(利用料金や自主事業による収入がある施設は半額)を補償基準額とします。
民間児童クラブも同様に、昨年度から増加した全額を補助します。
 また、市内に住所を有し、県の肥料価格高騰対策支援金の交付を受ける農業者に対し、今年6月から10月に購入した秋肥購入額の価格高騰分のうち、国及び県の支援の対象とならない15%の2分の1を支援します。

「特例給付」受給世帯も申請不要のプッシュ型で

 本紙1864号でお知らせした「子育て世帯臨時特別給付金」記事中、「特例給付金」受給世帯は申請が必要と掲載しましたが、市より「口座情報をつかんでおり、申請は不要」との訂正がありました。
 県の事業は、中学生までが対象で、所得制限があるため、特例給付受給世帯は対象外です。
 安城市は独自に対象を拡充し、所得制限なしの0歳から18歳の子どもを育てる全世帯を対象にしています。

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