市政の動き−議会報告

【23.04.30】2期目の当選  森下さちこ議席を守る!

10人オーバーの多数激戦

 4年に1度の安城市議会議員選挙が4月16日告示、23日投開票で執行されました。
 定数28に対し38人が立候補し、これまでにない多数乱立の選挙となりました。

下さちこは1783票獲得、24位で共産党の議席を守る

   日本共産党の森下さちこ候補は、3月議会で前進させた「学校給食費無償化」「18歳までの通院医療費無償化」「高齢難聴者への補聴器購入費助成制度」の実現とともに、先進国では既に実施されている「トイレへの生理用品の配置」や、「パートナーシップ・ファミリーシップ制度」を導入し、年齢や性別にかかわらず、誰もが自分らしく生きることができる安城市をつくりたいと訴えました。
 23日、森下さちこ候補は、支援者とともに事務所で開票結果を見守りました。
 夜半に当選確実が判明すると、支援者からいっせいに拍手が。
 森下さちこ議員は、「次の4年間も、議員としてしっかりと働く」と決意を述べました。

多数乱立でも投票率は低迷続く

  多数が立候補した今回の市議選は、2月の市長選や直前の県議選の影響もあり、結果の読めない選挙でもありました。
 既成政党からの候補者も多く、選挙の数ヶ月前から街頭宣伝が繰り広げられていました。
 選択肢の増えた有権者が、どれだけ関心を示すのか、注目もされましたが、投票率は51・1%と、前回より1・8ポイント低い結果となりました。
 市民レベルで投票率を上げようとの動きもありましたが、結果的には変わりませんでした。
 市長選でも投票率は低く、いかにして有権者に市政に対する関心を持ってもらうのか、引き続きの課題です。
 市議改選前と新旧の顔ぶれに変更があったものの、既成政党である立憲、れいわ、減税、参政党の候補者が落選し、市議会の勢力図としては前回の選挙と同じ結果となりました。
 最大会派が過半数を占める議会が次の4年間も継続されます。
 ますます少数意見が通らない、市民との距離のある、閉ざされた議会運営とならないか注視が必要です。

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