市政の動き−議会報告

【24.05.17】イスラエルとパレスチナ自治区における早期の平和実現を求める決議

全議員の賛成で採択

 イスラエルとハマスを含むパレスチナ武装勢力との大規模衝突により、多くの民間人が危機的な状況にさらされ、市街地にも甚大な被害をもたらしている。
 こうした状況の中、国連総会では、即時の人道的停戦や全ての人質の解放、人道支援の確保などを求める決議が採択されてきたところであるが、今なお民間人の犠牲者は後を絶たず、人道状況が深刻化している。
 よって、安城市議会は、尊い人命と尊厳が危機的な状況にさらされていることに鑑み、一日も早く人道的停戦が実現し、平和的解決が図られるよう強くもとめるものである。
 以上、決議する。

 令和6年5月13日                            安城市議会

市民からの声で採択

 ガザ地区での停戦を求める決議は全国の地方議会で採択されています。愛知県では、名古屋市、大府市、春日井市、蒲郡市、東郷町で採択されたのに続き、安城市議会でも5月
13日に開かれた第3回臨時会において提案された決議案が、全員賛成で採択されました。
 森下さちこ議員宛に市民から「ガザ停戦に向けた提言を議会から出してほしい」というメールも届き、議会への働きかけを行っていました。
 イスラエルとパレスチナの停戦交渉が大詰めを迎える中、ネタニアフ政権は「要求からほど遠い」とし、新たに南部ラファへの攻撃を開始しています。人道物資の搬入を妨害され、人々は飢餓にも苦しんでいます。
 早期停戦を求め、声をあげていきましょう。

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