市政の動き−議会報告

【24.05.26】現行の保険証廃止は中止を!

市民から不安の声

   現行の健康保険証が廃止され、マイナ保険証に統一される2024(令和6)年12月2日まで半年となりました。医療機関における4月のマイナ保険証利用率は6.56%と、前の月より1%の増加したのみで、とても国民から受け入れられている事業とは言えません。
 マイナンバーカードを取得していない市民から不安の声も上がっています。

廃止後、1年間は猶予期間

 現行の健康保険証廃止後は、原則マイナ保険証を使用して医療機関を受診することになりますが、マイナンバーカードを取得していない被保険者は、市が交付する「資格確認書」を使って受診することになります。
 また、安城市の国民健康保険証の有効期限は2024(令和6)年8月31日で、有効期限が切れる前に、更新した健康保険証が交付されます。
 健康保険証が廃止された後も、令和7年12月1日までの1年間は猶予期間であり、交付された健康保険証で受診できます。

資格確認できない時は

 保険証廃止後、新たに国民健康保険に加入する場合、マイナンバーカードを取得していない方には「資格確認書」が、取得している方には「資格情報のお知らせ」が交付されます。
 「資格情報のお知らせ」を提示することで、トラブル等で資格確認ができない時に保険診療が可能になる予定です。
 全ての被保険者に対し「資格確認書」または「資格情報のお知らせ」を交付するのであれば、現行の健康保険証廃止を中止する法が全ての人に得策だと言えます。

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