市政の動き−議会報告

【24.08.26】南海トラフ地震の「臨時情報」の周知が不十分

安城市は8日に「お知らせ」を

 8月8日に宮崎県日向灘を震源とするマグニチュード7.0、最大震度6弱の地震が発生しました。
 気象庁は巨大地震が発生する確率が普段より相対的に高まっているとして、臨時情報を発表し、政府は29都府県707市町村に、備えの再確認と地震が起きた時、避難できる準備を呼びかけました。
 そして、政府は1週間後の15日、呼びかけを終了しました。
 安城市は8日に、「避難行動をとる必要はありませんが、家庭内備蓄の確認や、家具転倒防止対策をとるなど、地震の備えの再確認をお願いします」と、お知らせを出しました。

対応の判断がしにくい情報

 京都大学防災研究所の矢守克也教授(防災心理学)は臨時情報について、「避難所を開設するかどうかや、海水浴を中止するかどうかなど、対応を取るべきか否かの判断がしにくい情報だ」と指摘。「対応に難しさがあるにもかかわらず、発表されるまで多くの人が(臨時情報の)名前すら知ら
なかった」と周知不足を問題
視しました。

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