市政の動き−議会報告

【24.10.27】2023年度決算審査より

必要なとき利用できない! 要介護認定に平均46日

   介護サービスを利用するために、介護度認定が必要で、23年度には新規と更新を含め5260件の申請がありました。
 介護保険法は、申請日から30日以内に要介護認定を行うことを定めています。ところが安城市では、申請日から要介護認定までに最長で106日(コロナ感染で2回延期のため)、平均で約46日かかっています。
 申請から認定までの間、暫定的に介護度を推定し、介護サービスを利用することができます。しかし、暫定介護度と認定介護度が異なる場合、サービス利用料は利用者負担となります。これでは安心してサービスが使えません。

市営住宅 単身入居申込者の待機期間は最長5年

   年金で暮らす高齢者にとって、毎月の住居費は大きな負担です。安価な公営住宅への入居申込が絶えません。
 市営住宅は、入居制限をしている広畔住宅を除き816戸。井杭山住宅の入居も始まり、単身で入居申込ができる戸数は220戸になりましたが、需要に追いついていません。
 23年度、新たに市営住宅に入居した90世帯のうち、単身世帯は39世帯でした。
 供用を開始した井杭山住宅を含む抽選型住宅への単身入居申込は92人(うち入居36戸)、待機型住宅へは24人(うち入居3戸)。
 24年8月時点で待機型住宅の単身申込者数は17人。そのうち最長の待機年数は5年であり、申込をしても入居できない状況です。

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