活動日誌−活動日誌
【15.06.20】あいち平和行進2015
生きているうちに核兵器をなくしたい
あいち平和行進は2日、岡崎市から安城市に入りました。
13時30分から白山神社で出発式を行い、年金者組合安城支部の森下浩平会長が「国民には広島、長崎への原爆投下は知らされず、私は兄が買ってきた写真集を見て、悲惨さを知った。平和行進によって世界の多くの国が核兵器禁止を求めるようになった。私も最後まで元気に歩きます」と歓迎のあいさつをしました。
安城市への要請行動に東京から広島までの通し行進者の松永洋子さんを含めて5名が参加しました。松永さんは、94歳の被爆者が「あんな苦しい思いは二度としてはいかん。生きているうちに核兵器をなくしたい」といっしょに歩いてくれたと話しました。
市の回答は昨年と同じでしたが、8月6日の戦後70年の記念式典で戦争資料などを展示すると答えました。
浜田副市長がメッセージを代読
安城市役所前の集会では、被爆者の岡畠修二さんからの「安城市や近隣の小中学校へ語り部として体験を話にいっている。これからも継承の活動を広げたい」とのメッセージが紹介されました。
また、浜田実副市長が神谷学市長のメッセージ「本年は核拡散防止条約再検討会議の年にあたり、約一か月にわたり国連本部において議論が進められました。会議の最終文書案で日本が提案した『世界の指導者に広島・長崎の被爆地訪問を求める』という文言が削除され、核保有国と非核保有国との意見の対立から最終文書が採択されないまま閉幕したことは大変残念なことだと思っております」を代読しました。
フィリピンのマギティング・コラソンさんが「参加する目的のひとつは、若い人を励ましたい」とあいさつをしました。