市政の動き−議会報告
【14.03.26】あんくるバス 10月から見直し
定期券2千円への値上げの中止を
安城市は、「市民の皆さんが利用しやすい公共交通機関として」あんくるバスを運行しています。現在、年間の乗車人員が41万5千人に増えています。
10月からは、路線数を10路線から11路線に増やし、
運行時間を現行の7時台〜18時台を6時台〜20時台に拡大し、名鉄宇頭駅や碧南市民病院への乗り入れを行います。
また、10月からは高齢者や障がいのある人の運賃を無料にするとしています。
その一方で、あんくるバス定期券(1か月)を千円から2倍の2千円に値上げするとしています。
宮川議員は、「年金が3年連続で引き下げとなり、消費税が4月から増税されようとしていることから、千円に据え置くことができないか」と質しました。
市は、「見直しで運行経費が約2倍となり、受益者負担の観点から必要と判断した」と答えました。
市は定期券の2千円への値上げで、年間1700万円の増収を見込んでいますが、値上げしなくても市の財政は問題ありません。
安祥福祉センターへ行き帰りとも7分に短縮
昨年4月、安祥福祉センターのオープンにあわせ、バス停を新設し、運行ルートとダイヤ改正を行いました。ところが、古井住宅や古井新町の住民があんくるバスを利用して安祥福祉センターに行くのに40分近くもかかることから改善を求める声が寄せられていました。
宮川議員は、「今回の見直しで、改善がされるのか」と質しました。
市は、安祥福祉センターの利用は、「今回の見直しで桜井線が乗り入れ、行き帰りとも約7分で利用できる」と答えました。