市政の動き−議会報告
【14.09.08】2013年度決算 県内3番目の豊かな財政力
財政力指数1.18 全国7位
安城市の2013年度決算は、財政状況を判断する財政力指数、経常収支比率、実質公債費比率はすべて良好で、依然として財政力豊かな市であることが明らかになりました。
安城市の13年度の財政力指数は、前年度比0.04ポイント増加し、1.18です。全国789市のなかで、上から7番目の財政力です。愛知県内では東海市、刈谷市に次いで3番目となっています。
財政力指数は自治体の財政力を示す指数で、1.00を超えるということは、標準的な必要行政経費より標準的な普通税等の収入額が多いということで、標準以上の行政ができるということです。
ところが安城市は、12年度に続いて13年度も国民健康保険税を6%引き上げ、2億4千万円(1世帯1万円)もの負担増を押し付けました。
豊かな財政を貯めこむのではなく、市民のくらしや福祉を応援するために活用することが市の仕事ではないでしょうか。
経常収支比率 3.5ポイント減少し、73.7%
経常収支比率は、自治体が自由に使えるお金のうち、人件費や生活保護費、借金返済に充てる公債費など、避けられない必要な経費が占める割合です。値が低いほど、独自の政策のために使えるお金が多いことを示します。目安として、70〜80%が「適正」で、90%以上は「硬直化している」とされています。
安城市の13年度の経常収支比率は73.7%で、市税収入の増加などにより、前年度に比べ
3.5ポイント減少し、良好な財政運営と判断しています。
実質公債費比率3.5% 市債の借入状況等は良好
実質公債費比率は、自治体の収入に対する負債返済の割合を示す指標で、過去3か年平均が
18%を超えると新たな借金をするために国や都道府県の許可が必要になります。
安城市の13年度の実質公債費比率は3.5%で、18%を大きく下回っており、市債の借り入れ状況等は良好であるとしています。