【14.10.15】私学助成拡充の陳情―自民系議員らの反対で不採択

ふかや議員―採択を主張し、本会議で討論

　９月市議会に陳情者代表の黒柳貴夫さんから「私立高校生の父母負担を軽減し、学費の公私格差を是正するために市町村独自の授業料助成の拡充を求める陳情」が提出されました。
　市町村独自の授業料助成の拡大を求める陳情は、毎年のように提出されています。ところが、安政会、自民クラブ、新政みどり、公明党、新自民の会が反対し、不採択となりました。
　審査を付託された常任委員会では、「公私間格差は、国の公立高校の授業料の無償化が大きな要因であり、私学助成は国が責任を持ち、県がフォローして解決すべき」などの理由が述べられ、不採択とされました。
　ふかや議員は、議会最終日の本会議で、「約４００万円あれば、刈谷市並の年１万８千円の助成が可能である」と指摘し、陳情を「採択」とするよう賛成討論を行いました。