市政の動き−議会報告
【14.11.17】低炭素まちづくり特別委員会が京成バス、日産自動車、東京ガスを調査
電気バスの導入は効率は悪いが企業イメージは工場
墨田区は観光回遊性の向上や区民の生活利便性の向上を目指し、区内循環バスの運行を計画し、2011年に京成バス(株)に運行を決めました。
その後、国土交通省から「観光地における電気自動車による公共交通グリーン化促進事業」
の公募があり、日野自動車が開発した電気バスを導入しました。
循環バスは3ルートで運行しています。電気バスは1台で、東京スカイツリー周辺のルートを運行しています。
運賃は大人(中学生以上)100円、小学生50円、1日乗り放題券300円、1か月利用券は3千円です。
毎日運行し、時間は朝7時台〜夜8時台で、15分間隔で運行しています。
電気バスの導入経費の総額は9100万円余(車両価格7350万円、急速充電設備2器1765万円余)としています。
電気バスは1運行約45分走行後、約1時間の充電を要します。
チョイモビヨコハマ 低炭素交通・観光の推進
横浜市と日産自動車を中心に取り組んでいる超小型電気自動車(EV)を活用した乗り捨て可能なカーシェアリング「チョイモビヨコハマ」は、昨年10月から「低炭素交通の推進」「観光の推進」などを目的に1年間実施してきました。
会員は1万1054人で、1時間の安全講習を受けます。車両が70台で、駐車場は63か所(131台)です。
1日平均70名の利用で、観光に利用が一番多いとしています。
第2期の運用を11月1日から来年9月末まで実施するとしています。
安城市カーシェアリング実証事業
CO2排出量低減や地域経済活性化などを目的に電気自動車を活用したカーシェアリング実証事業を進めていきます。
実施主体は(株)デンソーコミュニケーションズで、協議会(デンソー、安城市など6団体)の会長は安城市長です。14年度はJR安城駅周辺に車両11台、駐車スペース20か所程度で事業を開始するとしています。