市政の動き−議会報告
【14.11.17】2014年度被爆者行脚 生きているうちに核兵器を地上からなくしたい
被爆者体験を次の世代に引き継ぐ運動の支援を
懇談では、大村義則事務局次長(豊田市議会議員)が要請内容についての回答を求めました。
そして、「核戦争の実際の体験は日本だけであり、被爆者の活動が核兵器使用のボタンを押すことを阻止してきた」「被爆者への支援はお金がほしいのではない。被爆者も高齢になり、被爆体験を次の世代に引き継ぐ運動に支援を求めているのです」と訴えました
お母さんが乳飲み子を抱え半狂乱
鬼頭駿事務局次長は、15歳のとき、広島の工場で働いていて、8月6日の8時過ぎにすごい閃光がはしり、爆風がきた。外へ出て救援に出かけたら黒い雨が降ってきたので橋の下に避難した。全身やけどで大きな水ぶくれの人やお母さんが乳飲み子を抱え半狂乱になっているのを見て、こんなひどい仕打ちをするアメリカは人間でないと思った。
いまでもこの光景が忘れられず、生きている間にこの地球上から核兵器をなくさなければという思いで84歳ですが運動をしている、と話されました。