市政の動き−議会報告

【15.01.13】学校図書館司書―2016年度から2校に1名配置

一貫して提案してきた日本共産党

  安城市は昨年11月、市議会に対し第7次総合計画に基づく実施計画(2015〜17年度)を説明しました。そのなかには学校図書館司書を増員することが盛り込まれています。
 日本共産党は、竹内元議員の時代から一貫して小中学校の図書館に専任の司書を配置することを提案してきました。
 ふかや議員も度々、取り上げるなかで、ようやく2013年4月から各中学校区に1名、計8名の司書が配置されました。
 しかし、この人数では1名の司書が3〜4校を担当しなければなりません。
 日本共産党のふかや議員は2013年12月議会で、「雑然としていた本の配置が整理された」「読んでもらいたい本を、子どもたちが手にとりやすい位置に配置されるようになった」などの歓迎の声がある一方、「1週間に1回では、仕事を依頼したい時不在で頼むことができない」との現場の声も紹介し、巡回では不十分である実態を示しつつ、全校配置を求めました。
 さらに、昨年の9月議会では、国会で「学校図書館法の一部を改正する法律」が改正され、「児童または生徒及び教員による学校図書館の利用のいっそうの促進に資するため、専ら学校図書館の職務に従事する職員、いわゆる学校司書を置くように努めなければならない」と規定されたことも紹介し、増員を求めました。

教育委員会も効果を認める・・・財政的にも全校配置は可能

 教育委員会も学校司書配置により「学校図書館の整備・管理運営の充実と読書活動の活性化を図ることができ、(略)図書貸し出し冊数が増加した」と効果を認めています。
 年間2100万円の予算があれば全小中学校に配置することが可能です。財政的には問題ないことであり、全校配置を急ぐべきです。

▲ このページの先頭にもどる

トップページに戻る
RSSフィード(更新情報)