市政の動き−議会報告

【15.04.07】貯め込んだ貯金は西三河トップクラス 基金295億円は市民に還元を

市民からは取り過ぎ・・・ 市民サービスはカット

   安城市は、介護人手当の削減、希望する保育園に入園できない、敬老祝い金の削減等々、市民サービスをカットしたり、市民要望を抑える市政を続けています。 その一方で、基金(ため込んだ貯金)は2014年度末で約295億円。1年間に約24億円も積み増し西三河トップクラス。市民からの取りすぎ分を還元し、市民の願いに応えるべきです。

重い介護の負担、何とかして 
 妻は要介護5で有料老人ホームに入所しています。1ヶ月の負担は約25万円。この状態がいつまで続くのか・・・。特別養護老人ホームをつくらないなら、経済的援助など、考えてほしいです。

○介護保険料は、2700円から4800円へと制度開始以来、約1・8倍に
○市内の事業所数の約88%は中小零細企業。そのうち約66%が赤字
○特養ホームの待機者は、約130名。やむなく有料老人ホーム等に入所した高齢者からは、高い負担に悲鳴
○介護人手当の引き下げや敬老事業の縮小など、高齢者福祉の切りすて
○学童保育は、法律で小学校6年まで拡大されたのに先送り
○3歳未満児の入園枠が狭く、兄弟でも別々の保育園に通園




大企業・大金持ちは、こんなに優遇

中心市街地拠点整備事業(図書情報館・多目的ホールなど)市民そっちのけ 大手ゼネコンが受注

 安城市が元更生病院跡地ですすめている中心市街地拠点整備事業。
 「PFIって何?」市民によく理解されないまま導入され、情報拠点施設(図書情報館・多目的ホールなど)の契約先は、清水建設(株)を代表とする共同会社。契約金額は約44億円。
 受注した大手企業は、15年間にわたって建設・維持管理で利益を上げる一方、中小業者からは「地元業者に仕事が回るのか」「仕事があっても下請け」「市は市内業者を大切にしてほしい」の声。市内の中小業者はそっちのけです。
 収益が上がらず民間業者が撤退、市の経費削減にならないなど、全国で問題になり、各地でPFIは破綻しています。

水素ステーション整備・運営費に8,000万円を補助

 トヨタ自動車が販売を始めた燃料電池車(FCV)は1台約700万円。今年の販売台数は700台(うち国内販売は400台)。ほとんどの市民が購入・保有することがないのに水素を供給するステーション建設と運営費に8,000万円を補助します。運営費補助は3年間も続ける計画です。

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