市政の動き−議会報告
【15.08.11】第61愛知回母親大会―1300人が安城に集う
定員を上回る分科会も
愛知母親大会は、毎年、開催されていますが、西三河で開かれたのは初めてです。
午前中に開かれた「教科書」や「介護保険」の分科会には、定員の2〜3倍の参加があるほど、盛況でした。
午後は、ユーモアたっぷりに話される長峯信彦愛大教授の「今こそ輝け 日本国憲法」と題する記念講演のあと、下掲のアピールや「憲法違反の『戦争法案』(平和安全法制)の廃案を求める特別決議」などを採択し、閉会しました。
アピール
戦争法案の強行採決の歴史的暴挙を女性は許しません。どの世論調査でも5割以上が「憲法違反」、安倍首相でさえ「国民の理解はすすんでいない」と答弁、にもかかわらず強行採決とは、国民主権の民主主義国家にあるまじきことです。
この夏、4年毎に行われる中学校の教科書採択にむけ、県下各地の展示会場にお母さんや女性が出かけました。育鵬社は「安倍首相の写真が多い」、「日本軍の勝利に東南アジアやインドの人々は独立へ希望を強くいだきました」、「国民に国防の義務がない徹底した平和主義は世界的に異例です」と記述されています。
このような記述の教科書が教科書検定をパスして、全国の学校で採用してもいいとなっていることを厳しく問わなければなりません。(中略)
安倍首相が、この夏出す“戦後70年の「安倍談話」”について、国際政治学者74名は「日本が過ちを犯したことは潔く認めるべきだ」とする共同声明を発表。侵略や植民地支配への反省を示した「村山談話」の継承を強く求めています。
戦争か平和化の岐路に立つ今、日本の女性として、国民として、アメリカの言うままに「海外で戦争する国」をめざす安倍政権の野望を決して許しません。
戦後の日本の道しるべの憲法を守り抜くために、悔いを残すことなく、みんなでたたかいぬこうではありませんか。たたかいはまさにこれからです。