市政の動き−議会報告

【15.09.21】安保法制に反対する集会に100名参加

主権者は私たちです 国のあり方を決めるのは私たちです

   9月12日(土)17時30分から「安保法制に反対する西三河ネットワーク」主催の2回目の集会がJR安城駅南口デッキ上で開かれ、約100名が参加しました。
 リレートークでは9名の方が「戦争反対」や「安倍政治を許さない」など、発言しました。
 西三河青年合唱団の演奏で「三百六十五歩のマーチ」の替え歌や「しあわせの歌」などを歌いました。

<森下祥子さんのトーク>
 私は安保法案に反対しています。民意をないがしろにする安倍政権に反対しています。
 武器を持たない、戦争をしないと憲法で定めた国は、世界中どこを探しても、日本だけです。
過去の戦争から学び、二度と戦争をしないと誓ったのです。憲法は日本の平和を守っています。ところが一番憲法を守らなければいけない安倍総理が、世界に誇れる憲法を踏みにじり、アメリカのために日本の根本を変えようとしています。アメリカは常に戦争をしている国です。理由をつけて他国を攻撃します。日本がアメリカの後方支援をすれば、日本が戦争に参加しているのと同じです。自衛隊の運んだ劣化ウラン弾で、遠い国の民間人が殺されるかもしれません。自衛隊員が敵と見なされ、殺されるかもしれません。
 安保法案が成立したら近隣諸国はどう思うのでしょうか? 米軍とともに軍事演習をするこの国に不信感を募らせ軍備を強化するでしょう。過去の戦争を反省しない安倍が総理大臣となっているこの国を信用しないでしょう。
 主権者は私たちです。国のあり方を決めるのは私たちです。日本に必要なものは武力よりも、まず、火種をつくらない外交力です。
 世界中で戦争が起きています。アメリカ軍は世界中で大忙しです。日本にも手伝えと要求してきます。アメリカのために、日本に戦争を持ちこんではいけません。武器を輸出するより憲法9条を輸出してはいかがですか。
 私たちには誰にでも平和な国で、人間として生きる権利があります。戦争で犠牲となるのは常に子どもたちです。世界中で子どもたちは生きる権利、教育をうける権利、未来を夢見る権利が奪われています。戦争ですべてを奪われた人たちがいます。生活する場を追われた難民が問題になっています。戦争は生きる権利を認めません。軍隊は生活を守りません。戦争は私たちの自由をすべて禁止します。
 遠くない過去の戦争で、私たちのお爺さんやお婆さんも体験してきました。武器を持てば武器を持った分以上に平和から遠ざかります。平和を守るために大事なことは相手と対話し、価値観の違いを理解するよう努力することです。
 平和主義とは、武器を棄てることです。武力で他国を威圧しないことです。過去を反省し、憲法9条の精神を守り、平和を維持できる日本の謙虚な姿勢を見せることです。戦争をしないと誓った日本のできる、世界平和への貢献です。
 安倍総理は過去の戦争のことでいつまでも謝り続けたくないと言います。日本を武装することで、平和を維持することができると思っています。戦場で安全を確保できると信じている安倍総理に日本人の命を、日本の未来を預けるわけにはいきません。
 主権者は私たちです。私たちの声は、国民不在の政治を変えることができます。
                     *紙面の関係で一部割愛させていただきました。

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