市政の動き−議会報告
【19.12.30】サンタクロースとして4保育施設を訪問して
女性のサンタのイメージも
12月18日(水)、サンタクロースの衣装を身に着け、安城市内にある4保育施設を訪問しました。 前日に訪問された議員もおり、「子どもたちのキラキラした目に感激した。」など、満足感溢れる感想を聞いていました。
しかし、私の扮するサンタクロースは何とも貧弱で、子どもたちの夢と期待を前に、今まで感じたことのないサンタへの厚い壁を感じました。
私の中のサンタ像は、定番のふっくらしたおじいちゃんです。常日頃、ジェンダー平等だと訴えている自分が、サンタは男性であるという考えを捨てることができませんでした(ヒゲもつけていますし)。
同行の担当職員に「『サンタのおばさん』(作:東野圭吾)という絵本がある」と教えて頂きました。公認サンタクロースでは女性も認められていますし、そういったことは頭の中で理解しているのですが、子どもの頃から植え付けられたイメージを壊すことの難しさ、モデルケースの少なさに、世間一般のジェンダー問題の根深さ、解決の困難さを垣間見ました。
次回、サンタクロースとして保育施設を訪問する際は、園児たちに女性のサンタクロースのイメージを持ってもらえるよう前もって施設にお願いをし、ヒゲなし白髪ウィッグで女性サンタが現れても子どもたちに「サンタさんだぁ〜」と喜んでもらえるような事業に改善していただきたいです。(森下さちこ)