市政の動き−議会報告
【22.02.13】これでよいのでしょうか 保護者が宿題のマル付け
疑問の声が森下議員に寄せられる
子どもたちに出される冬休み等、長期休暇の宿題のマルつけを、保護者が行うことに疑問だとの声が森下議員に寄せられました。
保護者からは「日記や漢字は難しい」
「学校から、冬休みの宿題のマル付けを保護者がするように言われているけど、日本語の分からない保護者はどうしているの?学校は配慮しているの?」
外国籍の児童に日本語学習の支援をしている団体より疑問の声が寄せられましたが、外国籍の保護者だけでなく、学習障害を抱えた保護者など、宿題を確認することが難しい家庭があります。
森下さちこ議員が学校教育課へ問い合わせたところ、市内29の公立小中学校のうち、20校で保護者へマル付けを依頼しており、宿題の確認が難しい家庭の児童へのフォローは担任に一任していることが分かりました。
外国籍の保護者は「解答があったので、わかるところはマル付けした。文章を書くことや漢字は正解か分からない」と、マル付けが難しかったと語ります。
学校教育課は「家庭や学校の事情で取り残される児童がいてはいけない。今後の対策を考えていく」としています。