市政の動き−議会報告

【22.03.27】配慮が必要な方も投票できる環境整備を!

森下さちこ議員が一般質問

 国民が政治参加できる大切な投票行動。森下さちこ議員は「配慮が必要な人が投票できる環境整備」について質問しました。

障壁を取り除き、みんなが投票できる環境を

  高齢者や、障がい者、日常に困難を抱えている人ほど、選挙で投票をし、自分の意志を政治に反映させることが大切です。
 森下議員は、公職選挙法で定められている点字投票や代理投票、郵便投票の他に、安城市が投票権を保障するために行っている取組を質しました。
 市は、「段差解消や土足での入場などのバリアフリー化」や「聴覚障がい者に、指差しで意思疎通ができるコミュニケーションボードを用いての説明」をしていると答弁しました。
 重度の障がいを有する人も様々で、実際に投票に行ったことがないという声もあります。森下議員は、どのような配慮があれば投票することができるのか、困難を抱える当事者に対しアンケートを行うよう求めました。
 市は「障害福祉課と連携し、障害のある方の意見の把握に努める」と答弁しました。

投票所内の情報や候補者情報などが必要

  あらかじめ視覚的に投票所という独特な空間の情報があれば、投票所での行動を予測することができるのではないかとの質問に対し、「投票行動に良い影響を与える」、「投票所内の写真等を市公式ウェブサイトに掲載することを検討する」と答弁しました。
 また、実際に投票するに当たり、候補者や政党等の政策を知るうえで、選挙広報が重要です。
 拡大文字や点字、音声による選挙広報を国や県は配布していますが、市長選や市議選では配布していないことについて、先進事例を調査研究すると答弁しました。
 困難を抱える人が投票することが当たり前となるための安城市の取り組みが期待されます。

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