市政の動き−議会報告
【22.04.03】保育士の給与 行政職と同じでよいのでしょうか?
保育士は、子どもを育てる知識も経験も必要な職業
国は、保育士等・幼稚園教諭、介護・障害福祉職員を対象に、22年2月より賃金を3%程度(月額9000円)引上げるための措置を行っています。森下さちこ議員は安城市の保育士の処遇改善について質しました。
市は「公立の保育士は、行政職と同一の給料表を用いており、給料の改定は人事院勧告に基づいて改定を行っている」「国が示す女性保育士の賃金だけでなく、改善の目標とした女性の全産業平均の賃金も上回っている」「行政職と同様の昇給を行っている」の3点から「公立保育士の処遇改善は行わない」と答弁しました。
西尾市のように会計年度任用職員について2号給引上げを予定している自治体もあり、保育士不足を解消する為にも、国が主導するこの機会を捉える必要があるのではないでしょうか。