【22.10.15】ひとり１台タブレット端末　　破損紛失の状況

ｉＰａｄの破損紛失４７２件 　　保護者の高額負担５件

　ＧＩＧＡスクール構想が始まり、小中学校の児童生徒にひとり１台タブレット端末が貸与され、原則持ちかえりでの運用がされています。
　２０２１年４月から２０２２年８月までの間、市から貸与されているタブレット端末等の破損紛失と報告された総数は６８２２件（下表参照）で、ケースやタッチペン等の付属品の破損紛失が９割を超えています。
　通常利用の範囲での修理は保険適用ですが、故意による破損等は保険適用外となります。
　保険適用外となった31件のうち、ｉＰａｄ本体の破損紛失により、保護者負担（４８１００円）としたのは５件、特別支援学級の授業中に破損した等の理由で市が対応したのは３件でした。
　これまで就学援助等利用世帯での破損等の報告はありませんが、市は「破損に至った原因にもよるが、経済状況を思うと請求は難しい」としています。