市政の動き−議会報告
【24.02.11】発信力が大きな力 明石市（兵庫県）
子育て支援は有名
安城市議会少子化対策特別委員会は兵庫県明石市の取り組みを１月１３日に調査しました。
明石市は、こども医療費無償化、第2子以降の保育料完全無償化、おむつ定期便、中学校の給食費無償、公共施設の入場料無料化の子育て５つの無料化は有名です。
明石市の子育て支援が全国で話題になったのは、前市長の発信力にあると思います。子育て支援政策についてSNSでも頻繁に発信し、前市長がこども家庭庁設置法案等に関して参考人として出席した際の意見陳述が、子育て世代に多くの共感を呼んでいました。
「子育てしやすい町」「人口が増えている町」「市長が身近」とアピールすることで、周辺自治体からの流入が増え、近隣自治体間の競争に勝ったとの見方もできます。明石市の子育て支援の取り組みは評価できますが、一方で保育園の待機児童問題解消の課題があり、今後の対応が気になります。
助かる「おむつ定期便」
５つの無料化のひとつ「おむつ定期便」は、0歳児を養育している家庭に対し、定期的に関わりを持ち、不安や悩みを聞きながら見守りを行うため、満1歳の誕生月まで、月1回の宅配によるおむつ等の支給する事業です。
説明の中で、保護者からの声を受け、滋賀県東近江市の事業を参考に実施したとありました。保護者の声が子育て支援施策として予算化される明石市は、住民が市政に参加しているという気持ちを育てると思います。
安城市には、明石市のおむつ定期便と高梁市の保育園等でのおむつの無償化の両方を取り入れることが期待されています。
離婚情報も得やすい
「明石市こども養育支援ネットワーク」は、�，海匹發領�場で��基礎自治体の責務で�Ｂ召亮�治体でも実現可能な普遍性であることの3つの基本理念をかかげ、�〇温予饉阿稜柯�
�△海匹睛椣蘋賁臍蠱稔４愀元ヾ悗箸力�携からスタートしています。
結婚より離婚のが難しく、離婚相談時や離婚届の配布時に配布する明石市発行のパンフレット「親の離婚とこどもの気持ち」は、市の支援制度についても案内があり、参考になります。
明石にじいろキャンペーン
明石市では、すべての市民が自分自身を大切にし、自分らしく生き、互いを認め合える「ありのままが当たり前のまち」の実現を目指しています。
１〜２月はにじいろキャンペーンを開催し、JR明石駅前にはメッセージバナーが、パピオスあかしには巨大レインボーフラッグが掲げられています。
