市政の動き−議会報告
【24.02.18】子どもを育む優しい「しくみ」
2024年度予算に計上
第９次総合計画は、子どもを育む優しい「しくみ」、確かな「ちから」、やすらぎの「ばしょ」の３つを重点戦略として掲げています。実施の初年度となる24年度の当初予算には、昨年９月から実施している「小中学校給食費無償化事業」継続にかかる予算と、新たに拡充する「第２子以降低年齢児保育無償化事業」「子ども医療費助成事業」にかかる予算が計上されました。
低年齢児保育料の無償化拡充
低年齢児（0〜2歳児）保育料について、現行の軽減制度を見直し、新たな制度として「同一世帯の子の中で第２子以降の保育料を無償」とします。
【新たな軽減制度の対象】 24年４月分から
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��安城市在住
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※世帯の所得に関わらず、現行の軽減制度であった「第１子の年齢」や「入園の有無」の要件は無くなります。
【対象施設】
認可保育園、認定こども園、認可外保育施設
子ども医療費助成事業 高校生世代まで拡充
日本共産党が長い間求めてきた高校生世代の医療費無償化事業が安城市で始まります。
これまで子ども医療費助成による通院費と入院費の助成は、0才から中学校卒業までの子どもが対象でした。
高校生世代は入院費のみが助成され、窓口で負担したあと、申請し還付される仕組みとなっていました。
24年４月から助成の対象が拡充され、高校生世代の通院・入院ともに医療費の窓口負担が無くなります。新たに対象となる高校生世代は約5500人です。
物価高騰のもと小中学校給食費単価を増額
物価高騰の影響で小中学校給食の賄い材料費も高騰しています。そこで１食あたりの予算が次のように小学校で25円、中学校で30円増額されます。
小学校：255円⇒280円
中学校：290円⇒320円
