市政の動き−議会報告
【24.10.27】森下さちこ議員の一般質問(1)
(仮称)ららぽーと安城 周辺住民の不安に応える市政を
大東町地内に建設中の(仮称)三井ショッピングパークららぽーと安城の開業が迫っています。6月、事業者による「大規模小売店舗立地法に基づく説明会及び愛知県商業・まちづくりガイドラインに基づく地域貢献懇談会」が2回開催されました。
住民から交通渋滞に不安の声
説明会に参加した周辺地域住民からは、開業後の渋滞対策について意見が多く出されました。
事業者は、「交差点需要率」は一般的な数値を下回り、開業後も交差点における交通処理は可能であり、数回信号で止まれば車は動き、渋滞ではない旨の回答をしました。
周辺地域では現在でも、時間帯によって信号による交通渋滞が発生しており、不便を感じています。
地域住民は、過去に経験をした大型スーパー出店後の事業者との交渉の困難さや渋滞対策の不十分さなどを忘れてはいません。
住民の不安の受け皿に消極的な市
森下さちこ議員は、町内会単位くらいの固まりで住民の意見をまとめ、市が事業者側に伝えることのできる会議体をつくる考えを質しました。
市は「(事業者側が)地域との連携を推進していくことが重要」との考えを示し、「現在のところ、市として会議体を設けることは考えていない」と、地域住民の不安の受け皿になることを否定しました。